ひとつひとつ煮詰める
- 2011/10/28
- 23:59

新築の図面もだいぶ煮詰まってきました。あと一息です。
実施図面は実際に使う床材、壁材、機器などなどを決めていく作業とも言えます。
バルコニーの手摺のデザインやその高さ、インタホンの機器・照明器具・洗面ボウルの品番などなどすべてチェックし、決めていきます。
いろいろな品番を管理するので、候補が他にあると、はっきり言って覚えられません。
どのカタログのどのページか、カタログの山からいちいち再度見つけ出すのは至難の業。
なので、私は平面図にすべての情報を書き込みながら、作業をしていきます。
もちろん、仕上げは仕上げ表に照明器具の品番は照明器具リストに、建具のデザインやガラスの種別は建具リストに最終的には書いていくのですが、沢山の図面に書き込みすぎると、作業がしにくいのでこんな風に覚書としてかいています。
もちろん、最終的には施主さんと相談して決めていくのですが、そのサイズ・機能性などを調べておいて打ち合わせします。
既製品を使ったり、オリジナルでデザインしたり、その空間のこだわりどころでいろいろな選択肢があります。
今日はバルコニーを考えていたのですが、バルコニーのデザインでもほんとひとつひとついろいろなことを考えます。100%既製品もできるし、支柱だけ既製品を使って格子はオリジナルもできるし、完全オリジナルもできます。
さてどうするか、悩み、既製品を調べたり、参考図面を見たりいろいろ検討して決めていきます。
そんな感じで実施図面を描いていきますので、実施図面製作には2ヶ月程はお時間を頂いています。
設計士が一番、集中する時間だとも言えます。
この集中した時間はなんとも好きな時間。
追われているような、追っているような・・・
熱中することって、いい時間です。

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